日の出食堂的、情報発信と五泉ご当地グルメ『さといも麺』のお話
新潟県五泉市の里芋は「絹乙女(きぬおとめ)」というブランド名で、最近では名を馳せております。
幾度かの品種改良を重ねて出来た里芋は煮崩れしにくく中身は白く、一度召し上がっていただくだけで他の里芋との違いが分かるほど。
五泉市は絹織物の産地としても有名で、そんな町の里芋ということもあり「絹乙女」と命名されました。
その里芋を使い、何か出来ないものかと試行錯誤のうえ考えて出来上がったものが「さといも麺」です。
2010年冬、構想3年の時を経て、里芋を粉末にして練り込む製法で完成いたしました。
里芋をペーストにして練り込む方法もありましたが、常時同じ品質で提供するには里芋の粉体がベターと考えてのこと。
おそらくは日本初の里芋練りこみ麺だと思います。
特徴はもちもちとした食感と和洋中のメニューに合わせられるほどのくせのなさ、里芋同様、一度食べたら病みつきになるほどです。
新潟県五泉市、当地は日本一のニット産地として栄えておりましたが、平成の時代、残念ながら昔ほどの隆盛はなく、日に日に斜陽化していく町の活性化のために、町に「さといも麺」を求めて人が訪れてくれることを祈りながらの「食による町おこし」です。
五泉市の里芋「絹乙女」を使用してつくられた「さといも麺」、五泉市といえば「さといも麺」と、皆さま、お見知りおきください。